過払い金返還請求から未払い残業代請求へ

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未払い残業代,過払い金,社会に与える影響

2006年の出資法改正で金利の上限が決められてから
10年以上が経過して
そろそろこの問題も終わりが近いようです。

ではそれで飯を食っていた人達は
次に何を狙ってくるのでしょう。

 

未払い残業代請求の結末

 

過払い金返還請求 次のターゲット

 

いやいや この問題に関しては、全くの素人。

素人の戯言と思って聞いてください。

ただ 次のターゲットはここになるのかな と。

 

過払い金返還請求の他にも
うちの近所には
厚木基地の騒音訴訟でいくらもらえる
なんてチラシが入ってきます。

 

全国的には 肝炎の保証金でしょうか
これもチラシが入ってきます。

 

でもこれらはそれほど多くはないと思います。

 

でまあ これらが支払われるのは税金からでしょうから
それほど問題はないですね。

 

被害に遭っている人への保証は
国民が分かち合うべきものだとは思いますから。

 

ところが未払い残業代はちょっと話が違ってきます。

 

過払い金返還請求の時にも
多くの消費者金融会社がつぶれたり
大手銀行の傘下に入ったりしました。

 

もし 未払い残業代請求が殺到したら
どうなっちゃうんでしょうか?

 

当然の権利ではあるんでしょうけど

 

僕は自分自身がず~~っと経営者なので
ついつい経営者目線になってしまうんですが。

 

中小零細企業ではサービス残業はある意味当たり前。

 

25%増しの残業代なんて払えるわけがないんですよ。

 

労働基準法を厳格に守っていたら
まあ ほぼほぼやっていけないんじゃないですか。

 

そんなに儲かる事業なんて
そうそうないですからね。

 

みんなぎりぎりのところでやってるんです。

 

で これを過去にさかのぼって払え
って言われたら
ほとんどの会社がつぶれるんじゃないでしょうか。

 

 

従業員を雇うのはやめた方がいい

 

そんなんで 熟年でこれから起業しようと思うなら
従業員は雇わない事業にした方がいいと思いますよ。

 

戦力になって来たかな と思ったら
やめて独立。

 

特にお店をやろう と思っているのなら
心してかからないと。

 

お店と言うのは 大抵の場合
長時間営業です。

 

うちもそうでした。

 

うちは14時間営業でしたからね。

 

でね でね 8時間労働でそれを過ぎたら残業になる
って言ったって
中小零細企業が
8時間労働で収まることなんてないでしょう。

ほぼ残業になるはず。

 

で25%増しの残業代を払えるか
と言えば まあ無理じゃないですか。

 

請求すれば会社がつぶれる

 

従業員も板挟みですよね。

 

未払い残業代請求をすれば
会社が立ちいかなくなることは目に見えているでしょう。

 

今 いくら働くところがある と言っても
慣れたところにいる方がいい。

 

今までもサービス残業とわかっていて働いていた人がほとんどなんでしょうから。

 

でね ここで社長の人柄というか
従業員に信頼されているか
嫌われているか わかるんじゃないでしょうか。

 

サービス残業しても
この人についていく か

こんな人の元で働きたくないけど
仕方ない 働いている

 

または仕事が楽しいからサービス残業もいとわない か

こんな仕事 サービス残業してまでやってられるか

 

極端な言い方しましたけど
経営者目線から見ると
ここのところが 未払い残業代を請求されるかされないか
の違いになってくるんだと思います。

 

あらゆる手を使って仕事を取りに来る

 

過払い金請求もそうですけど
彼らは金があるので
あらゆる方法を使って宣伝してきます。

 

法律の専門家ですから
法律で出来る範囲内で
あらゆる手を使って仕事を取りにくるでしょう。

 

と言っても 本当にやってくるのかどうかはわかりませんよ。

 

未払い残業代の請求をみんながしたら
大変なことになるのは目に見えていますからね。

 

社会に与える影響は
過払い金請求の比じゃないでしょう。

 

なのでそんな噂もある ということで
そういうことも起こる可能性がある
と思っていてください。

 

 

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